
通称・クニさん。70年代日本一のジャズピアニストと言われていた当時をご存じの方なら、今でも”スガチン”と呼んでいる。LIFE BARとしては2年あまりだが、菅野さんとライブをやりはじめてからはすでに7、8年にはなるだろうか。このブログでも紹介している簡単なプロフィールでは、”天才クニ”と言われたほどの正真正銘のジャズピアニスト。未だに日本中に根強いファンがいる。
気の向くままに
でも、LIFE BARではジャズやブルースではなく、もっぱらボサノバやスタンダードな曲をジャンルを問わずクニさんの気の向くままに演奏する。時には、プロ・アマチュアを問わず様々なミュージシャンを演奏に参加させ、何とも不思議なステージとなってしまう。ことさらお客様を楽しますステージングもなく、現役のジャズミュージシャンの様に陶酔していく様な演奏でもなく、音も外せば、気が向かなければかなりテンションの低いものにもなる。かと思うと、何とも言えないほどロマンチックな曲を奏で、また、ボサノバでまわりの女の子達を踊らしてしまう。
独自の鍵盤
黒鍵と白鍵が同じ幅、同じ高さにした、世界唯一のオリジナルな鍵盤を自ら考案して、いとも簡単にそれを引き奏でるクニさんは、いったい何者なのだろうかと?オーガナイザーの僕ですら今でも思う事がある。それでもとてつもなくこの”奇才ピアニスト”のクニさんに惹かれてやまずといった感じだろうか。
このクニさんがピアノを弾いている姿がとってもいい。乗ってくると、足をばたつかせ、満面の笑顔で、よだれすら垂らしながら、はしゃぐ様に何時間もピアノを引き続ける。僕はその度にいつも、いつかみた”レイ・チャールズ”が楽しそうに足をバタバタさせながらピアノを弾いていた姿を思い出す。クニさんがそうであるように、いいライブやいいミュージシャンには共通して、”やっぱり音楽が好き、ライブしているこの瞬間が楽しくてたまらない”といった感情が素直に溢れている気がする。
関連CD:ポートレート
関連記事:JOY LUCK CLUB







これからもチャンスがあればライブにいってみたいですね。よろしくお願いいたします。